1969年
アメリカ
監督:ウディ・アレン
出演:ウディ・アレン/ジャネット・マーゴリン/ジャクリーン・ハイド
21Jun.'09 DVD
★★★★☆
ウディのこのスタンスは昔から変わらなかったのね。
ひ弱で情けなくて、全然かっこ良くなくて、
でもほっとけなくて、ついつい見入っちゃう。
次に何をしでかしてくれるんだろうって期待させられて、
気がついたら、ウディの迷路ワールドに入り込んで、
迷ってしまって、抜け出せなくなる。
映画の根幹部分はずっとぶれてない。
最近のはずいぶん洗練されているけど、
根本は同じ匂いがした。
ウディ独特のユーモアをふんだんにちりばめて、
観客を惹きつけておいて、微妙な違和感を持たせる。
それが違和感なのかなんなのかわからないような感覚で、、、
でも何かが変だと思いだすと、それが何か知りたくなる。
でもいくらコト細かにに映画を観たって、
その答えには辿り着けない。
なぜならウディはそこへ誘い込んでおきながら、
ほったらかしにしたまま、もうそこにはいなくなっているし、
はじめから答えなんか出していないから。
このほったらかしを楽しめるかどうかで、
ウディ・アレンが好きか嫌いかに別れるのだと思う。
だいたいこんなドジで間抜けでおっちょこちょいが、
強盗になろうなんて図々しい話じゃない。
で、なんでこんなにかわいい娘と恋ができて、
ウソがばれても別れずに結婚できるのよ。
考えだしたら、そもそもがおかいいことだらけなのよ。
そこで、考えすぎてがんじがらめになってつまんなくなるか、
ま、そういうこともあるかもねって受け入れて、
ただただ、楽しむか。
楽しんでいれば迷路にいたって苦じゃないもの。
それは観てるあなたのお好きなように、ってことだと思う。
それにしても、
眼鏡がとれたきょとんとした目が愛おしくて。
やっぱり目が離せない。
(2009.6.29)
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