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2010-06-07

硫黄島からの手紙

2006年 
アメリカ
監督:クリント・イーストウッド
出演:渡辺謙/二宮和也/伊原剛志/加瀬亮/中村獅童

29Jan.'07 ワーナーマイカルシネマズ新百合ケ丘にて
★★★★☆

「天皇万歳」
「靖国で会おう」
これほど、虚しい言葉はないと切に感じた。

どれだけ無駄な「死」を重ねたのかを知る。
憲兵の機嫌を損ねた犬の「死」も含めて。

どこか、何かが違うと感じながら、
流されざるを得ない戦争と言う魔物に取り憑かれている。
それでも、
生きることがとにかく大切なんだと教えてくれる。
(2007.1.30)

父親たちの星条旗

2006年 
アメリカ
監督:クリント・イーストウッド
出演:ライアン・フィリップ/ジェシー・ブラッドフォード/アダム・ビーチ/ジェイミー・ベル/バリー・ペッパー

07Dec.'06 ワーナーマイカルシネマズ新百合ケ丘にて
★★★★☆

イーストウッドの視点に共感できた。

戦争ってホントにくだらない。
戦争はどんな理由があっても美化するものじゃない。
兵士はどんなに英雄視され、名誉を与えられても、
英雄だなどと思えないと描いたイーストウッドに賞賛する。

あまりに凄まじすぎる本当の戦争を体験したら、
それを語ることなどできない。
生きて帰っても、
その体験に苦しみながら人生を終えるしかない。

アメリカはこの時代と同じことを、
今もまだやってる。 。。
『硫黄島からの手紙』もぜひ観たい。
(2006.12.8)

ミスティック・リバー

2003年 
アメリカ
監督:クリント・イーストウッド
出演:ショーン・ペン/ティム・ロビンス/ケヴィン・ベーコン/ローレンス・フィッシュバーン

14Feb.'09 早稲田松竹にて
★★★★☆

公開時に一度観ているのに、すっかり忘れていた。
「よかった」という印象はあったけど、
ストーリーも何も覚えてない。
でも改めて観て、納得した。
こんなの抱えてられない。こんな複雑怪奇な話。
重くて暗い上に、ちっとも救われない。
で、なんでそうなるのって、展開に結末。
観るのにこんなに消耗する映画も珍しい。

ジミーにずっと何かもやもやしたものを感じながら、
それが最後まで拭えなかった。
それどころか、
そのわだかまりが大きくなったまま終わってしまった。
一瞬、正しいように聞こえるけど、
許せないのはわかるけど、
でも、、、っていうわだかまり。

イーストウッドが観ている側に、
このわだかまりを残そうと計算してたのなら、
すごいと思う。
たくさんの伏線を絡ませた複雑なストーリーで、
いろんなメッセージを含んでいて、
その上、映画は完璧。
映像も構成も役者も完璧。
文句はないけど、息が詰まってしまった。
(2009.6.4)