2001年
日本
監督:今敏 音楽:平沢進
出演(声):荘司美代子/小山茉美/折笠富美子/飯塚昭三/山寺宏一
31Oct.'10 早稲田松竹
★★☆☆☆
発想はいいと思う。
いろんな人生を演じながら、
一途な恋を追いかける。。。
ま、主人公があまりに健気すぎて、
気持ち悪いなとは思ってたけど、、、
けど、最後の台詞にはしらけてしまった。
毒をもたせるなら、本編でやらなきゃ。
最後の台詞ひとつですませようなんて、
ちょっと安易じゃない?
しかもこの時代の戦争を生き抜いた女が、
女優とはいえ、こんな薄っぺらなことを言うだろうか。
一番こういうことを言わない世代だと思うんだけど。
叶わぬ恋ではあったものの、それを秘めた姿は、
美しく凛としてステキな老婆だったのに、
この最後の台詞で、自己中心的な軽い女になってしまった。
意図していたものがなんなのかわからない。
ワタシには理解できない台詞だった。
(2010.11.29)
2010-12-02
2010-09-02
アメリ
2001年
フランス
監督・脚本:ジャン=ピエール・ジュネ
出演:オドレイ・トトウ/マチュー・カソヴィッツ/リュフュ/ヨランド・モロー/アルチュス・ド・バンゲルン・ウルバン・カンセリエ/ドミニク・ピノン・モーリス・ペニシュー/クロード・ペロン/ミシェル・ロバン/イザベル・ナンティ/クレール・モーリエ/クロチルド・モレ/セルジュ・メリン/ジャメル・ドゥブーズ/ロレーラ・クラヴォッタ・アルメレ/フローラ・ギエ/アモーリー・バブー/ジャン・ダリー/ティッキー・オルガド/アンドレ・デュソリエ
01Sep.'10 早稲田松竹
★★★★★
なつかしいなぁ。
久々になっちゃったなぁ。
いろんなこと思い出しながら、観た。
それでも、アメリは、やっぱりアメリだなぁ。
ジュネの世界観、映像感覚がたまらなく好き。
アメリは真骨頂って感じがする。
こういう映画はとかく甘ったるくなりがちだけど、
ただ可愛いってだけじゃなくて、
結構、真髄をついてるから、つくづく納得できる。
いろんなエピソードが、それぞれ面白い。
みんながそれなりに幸せになってて、、、
少なくとも、そんなに不幸にはなってなくて、、、
アメリは人のことならよくわかって、
おせっかいさながらの、いろんなちょっかいが、
なかなか粋だったりする。
なのに、自分のこととなると、どうしようもなく不器用で、
なんとも、じれったくて、、、
ホントにそういうところ、わかる。
きっと誰もが実感としてあるところだと思う。
でもワタシも他人事だから、なにせ、
観ながらにして力が入るんだけど(笑)
ほら、そこで勇気があればって、ね。
やっぱり、赤と緑が印象的。
なんだろうな、色が深いよなぁ。
でも光は柔らかい。独特だよなぁ。
つくづくジュネ色だなぁと感心して観ていた。
フランス
監督・脚本:ジャン=ピエール・ジュネ
出演:オドレイ・トトウ/マチュー・カソヴィッツ/リュフュ/ヨランド・モロー/アルチュス・ド・バンゲルン・ウルバン・カンセリエ/ドミニク・ピノン・モーリス・ペニシュー/クロード・ペロン/ミシェル・ロバン/イザベル・ナンティ/クレール・モーリエ/クロチルド・モレ/セルジュ・メリン/ジャメル・ドゥブーズ/ロレーラ・クラヴォッタ・アルメレ/フローラ・ギエ/アモーリー・バブー/ジャン・ダリー/ティッキー・オルガド/アンドレ・デュソリエ
01Sep.'10 早稲田松竹
★★★★★
なつかしいなぁ。
久々になっちゃったなぁ。
いろんなこと思い出しながら、観た。
それでも、アメリは、やっぱりアメリだなぁ。
ジュネの世界観、映像感覚がたまらなく好き。
アメリは真骨頂って感じがする。
こういう映画はとかく甘ったるくなりがちだけど、
ただ可愛いってだけじゃなくて、
結構、真髄をついてるから、つくづく納得できる。
いろんなエピソードが、それぞれ面白い。
みんながそれなりに幸せになってて、、、
少なくとも、そんなに不幸にはなってなくて、、、
アメリは人のことならよくわかって、
おせっかいさながらの、いろんなちょっかいが、
なかなか粋だったりする。
なのに、自分のこととなると、どうしようもなく不器用で、
なんとも、じれったくて、、、
ホントにそういうところ、わかる。
きっと誰もが実感としてあるところだと思う。
でもワタシも他人事だから、なにせ、
観ながらにして力が入るんだけど(笑)
ほら、そこで勇気があればって、ね。
やっぱり、赤と緑が印象的。
なんだろうな、色が深いよなぁ。
でも光は柔らかい。独特だよなぁ。
つくづくジュネ色だなぁと感心して観ていた。
2010-06-16
牡牛座 レーニンの肖像
2001年
ロシア・日本
監督・撮影:アレクサンドル・ソクーロフ
出演:レオニード・モズゴヴォイ/マリーヤ・クズネツォーヴァ/ナターリヤ・ニクレンコ/レフ・エリセーエフ/セルゲイ・ラジューク
03Jul.'08 新文芸座にて
★★★★★
シアンの映像がなんとも幻想的で、
瀟洒な館と万緑の森が瑞々しく美しい。
その反面レーニンの人間としての姿が
残酷なほど生々しく描かれていた。
そしてそのレーニンを取巻く空気がどうにも重たくて、
弛むことのない緊張感がそこここに漂っていた。
自由のきかない身で、惚けかかっていながらも、
手紙が自分の手元にこないことや
電話が取次がれないことは知っていて、
周りには監視の目があり、
その意味することもわかっていて、、、
築き上げてきたものが自分の手から離れようとする運命を、
受け入れられない苛立ちが見え隠れする。
妻と二人で森でピクニックをするシーン。
このまま政治も革命も主義も思想もすっかり忘れて、
仰々しい警備などもだれもいなくなって、
こうやって二人でこの美しい森で過ごしたら、
どんなに安らかで幸せな余生になることかって、
ワタシなんかは短絡的に思ってしまう。
権力を握ってしまった人間が
そんなコトを望むわけがないし、
また許されるはずもない。
それはそうなのだが、
このソクーロフのこの映像の中でなら、
そんな道もあってもいいのにと思わせる一瞬、
ほんの一瞬だけど、あったのだ。
レーニンのこととか、ロシア革命のこととか、
もっとよく知っていたら、
もっともっと理解できることがあったんだろうなぁとは思う。
でも歴史を知らなくても、権力者の凋落や、
革命の父にもどうすることもできない病いに支配される、
その悲哀や嘆きは十分感じられた。
(2008.7.17)
ロシア・日本
監督・撮影:アレクサンドル・ソクーロフ
出演:レオニード・モズゴヴォイ/マリーヤ・クズネツォーヴァ/ナターリヤ・ニクレンコ/レフ・エリセーエフ/セルゲイ・ラジューク
03Jul.'08 新文芸座にて
★★★★★
シアンの映像がなんとも幻想的で、
瀟洒な館と万緑の森が瑞々しく美しい。
その反面レーニンの人間としての姿が
残酷なほど生々しく描かれていた。
そしてそのレーニンを取巻く空気がどうにも重たくて、
弛むことのない緊張感がそこここに漂っていた。
自由のきかない身で、惚けかかっていながらも、
手紙が自分の手元にこないことや
電話が取次がれないことは知っていて、
周りには監視の目があり、
その意味することもわかっていて、、、
築き上げてきたものが自分の手から離れようとする運命を、
受け入れられない苛立ちが見え隠れする。
妻と二人で森でピクニックをするシーン。
このまま政治も革命も主義も思想もすっかり忘れて、
仰々しい警備などもだれもいなくなって、
こうやって二人でこの美しい森で過ごしたら、
どんなに安らかで幸せな余生になることかって、
ワタシなんかは短絡的に思ってしまう。
権力を握ってしまった人間が
そんなコトを望むわけがないし、
また許されるはずもない。
それはそうなのだが、
このソクーロフのこの映像の中でなら、
そんな道もあってもいいのにと思わせる一瞬、
ほんの一瞬だけど、あったのだ。
レーニンのこととか、ロシア革命のこととか、
もっとよく知っていたら、
もっともっと理解できることがあったんだろうなぁとは思う。
でも歴史を知らなくても、権力者の凋落や、
革命の父にもどうすることもできない病いに支配される、
その悲哀や嘆きは十分感じられた。
(2008.7.17)
登録:
投稿 (Atom)