2009年
日本/チェコ=スロヴァキア
監督:イジー・バルタ
出演:バルボラ・フルザーノヴァー/ボリス・ヒブネル/ブラディミール・ヤホルスキー/ナーダ・コンウ゛ァリンコウ゛ァ/イジー・ラブス/ベトル・ナーロジュニー/ミロスラフ・タボルスキー/イヴァン・トロヤン
04Dec.'09 早稲田松竹
★★★★★
まさに、この感じを求めていた。
がんばりすぎていない、
きれいになりすぎていない、
そんな感じが詰まっている。
手と気は抜いてないけど、
肩の力は思いっきり抜けている、、、
そんなのが、すごく好き。
手作り感満載で、いろんな工夫が随所にあって、
とにかく楽しい。
例えば、朝の窓にしても、カーテンを開けると、
鳥の絵が描いてるだけの白い紙が貼ってあるだけなんだけど、
でもなんか感動しちゃった。
見せ方がうまいんだと思う。
ポムネンカも微妙にかわいくないところが、ツボ。
トランクの中のポムネンカたちの家のようすや、
チョークで書いただけの線路に、
古いストーブの蒸気機関車は、観てるだけで嬉しくなる。
毎日だれかが誕生日なんて、いいよなぁ。
だれがケーキにありつけるかもお楽しみで。
きっとこういうところが、子どもたちは大好きなんだと思う。
屋根裏部屋とか、物置納屋とかって、
暗くて、怖いところだけど、
でも何かがみつけられそうで、探検したい所でもあって、
いろんな想像が膨らむ場所だった。
そんなドキドキ、わくわくがいっぱい。
こういうアニメに、ホント、目がない。
できるだけ見逃したくないと思う。
(2009.12.12)
2010-06-24
チェコアニメ短編セレクション
2009年
チェコ=スロヴァキア
04Dec.'09 早稲田松竹
★★★★☆
『リトル・アンブレラ』
『ネコのお絵描き』
『けしのみ太郎 病気ってどうやってなおすの』
『イモムシくんは大スター』
『りんごのお姫様』
この中では、
『リトル・アンブレラ』と『ネコのお絵描き』が好き。
チェコアニメは素朴でのほほんとしていながら、
どこかシュール。
チェコならではの色彩感覚なのか、
ここにどうしても落ち着いてしまう。
ちょっとホコリがかぶってる感じが、なんかいい。
ディズニーや日本のアニメはぴっかぴかしてて、
ワタシにはまぶしすぎるんだよなぁ。
(2009.12.12)
チェコ=スロヴァキア
04Dec.'09 早稲田松竹
★★★★☆
『リトル・アンブレラ』
『ネコのお絵描き』
『けしのみ太郎 病気ってどうやってなおすの』
『イモムシくんは大スター』
『りんごのお姫様』
この中では、
『リトル・アンブレラ』と『ネコのお絵描き』が好き。
チェコアニメは素朴でのほほんとしていながら、
どこかシュール。
チェコならではの色彩感覚なのか、
ここにどうしても落ち着いてしまう。
ちょっとホコリがかぶってる感じが、なんかいい。
ディズニーや日本のアニメはぴっかぴかしてて、
ワタシにはまぶしすぎるんだよなぁ。
(2009.12.12)
2010-06-16
ひなぎく Sedmikrasky
1966年
チェコスロヴァキア
監督:ヴェラ・ヒティロヴァ
出演:イヴァナ・カルバノヴァ/イトカ・チェルトヴァ
14Feb.'08 UPLINKにて
★★★★★
映像はあまりに斬新。他に言葉がみつからない。
ファッションも、かわいい。 Aラインのワンピース。
水着や下着姿以外の、
姉妹の服はずっとシンプルなこの形だった。
インテリアも奇抜だけど、ポップで楽しい。
古さは微塵も感じられない。
40年以上もたった今でさえ新しい。
この凄まじいセンスのよさだけで大満足だったので、
内容がいまひとつよくわからなくても、
ま、いっかって感じだった。
じゃじゃ馬姉妹の自由奔放なだけの映画なのかと思っていた。
が、最後に 「踏みにじられたサラダだけを
可愛そうと思わない人にこの映画を捧げる」
とテロップが出ると、
やっぱりその背景にいろんなものを抱えているのだろうと、
察してしまった。
1966年のチェコスロヴァキア。
社会主義政権下にあってのこの自由奔放な映画。
しかも監督は女性。
ヴェラ・ヒティロヴァ監督はこの映画を撮ったために、
7年も活動休止を余儀なくされている。
彼女はこの作品のHPで、男性を批判している。
女性問題だの何だのということではないと思う。
が、 女性が映画を撮るということは、しかもあの時代では、
とても大変なことだっただろうと想像できる。
社会主義という抑圧と、そして女性だという抑圧。
「踏みにじられたサラダ」は自由を奪われた国民。
「だけを可愛そうと思わない」というのは、
女性は二重の抑圧を受けているということを
理解しているということだろうか。
だから、ガーリーな映画にしたのだろうか。
今は、彼女がこの映画を撮った時代とも、
そしてHPでこの映画のことを語った時代とも、
また違ってきているだろう。
もちろん、映画を観て楽しめばいいのだと思う。
ただちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、
このことを知っていると映画が深まるかなと思った。
そういう意味で、今度はこの視線で観たいと思った。
(2008.2.15)
チェコスロヴァキア
監督:ヴェラ・ヒティロヴァ
出演:イヴァナ・カルバノヴァ/イトカ・チェルトヴァ
14Feb.'08 UPLINKにて
★★★★★
映像はあまりに斬新。他に言葉がみつからない。
ファッションも、かわいい。 Aラインのワンピース。
水着や下着姿以外の、
姉妹の服はずっとシンプルなこの形だった。
インテリアも奇抜だけど、ポップで楽しい。
古さは微塵も感じられない。
40年以上もたった今でさえ新しい。
この凄まじいセンスのよさだけで大満足だったので、
内容がいまひとつよくわからなくても、
ま、いっかって感じだった。
じゃじゃ馬姉妹の自由奔放なだけの映画なのかと思っていた。
が、最後に 「踏みにじられたサラダだけを
可愛そうと思わない人にこの映画を捧げる」
とテロップが出ると、
やっぱりその背景にいろんなものを抱えているのだろうと、
察してしまった。
1966年のチェコスロヴァキア。
社会主義政権下にあってのこの自由奔放な映画。
しかも監督は女性。
ヴェラ・ヒティロヴァ監督はこの映画を撮ったために、
7年も活動休止を余儀なくされている。
彼女はこの作品のHPで、男性を批判している。
女性問題だの何だのということではないと思う。
が、 女性が映画を撮るということは、しかもあの時代では、
とても大変なことだっただろうと想像できる。
社会主義という抑圧と、そして女性だという抑圧。
「踏みにじられたサラダ」は自由を奪われた国民。
「だけを可愛そうと思わない」というのは、
女性は二重の抑圧を受けているということを
理解しているということだろうか。
だから、ガーリーな映画にしたのだろうか。
今は、彼女がこの映画を撮った時代とも、
そしてHPでこの映画のことを語った時代とも、
また違ってきているだろう。
もちろん、映画を観て楽しめばいいのだと思う。
ただちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、
このことを知っていると映画が深まるかなと思った。
そういう意味で、今度はこの視線で観たいと思った。
(2008.2.15)
2010-06-15
幻影師アイゼンハイム
2006年
アメリカ・チェコ
監督・脚本:ニール・バーガー
原作:スティーヴン・ミルハウザー
出演:エドワード・ノートン/ポール・ジアマッティ/ジェシカ・ビール/ルーファス・シーウェル
25Jun.'08 シャンテ・シネにて
★★★★☆
すっかり騙された、欺かれた(笑)
すっかりご無沙汰だったエドワード・ノートン。
やっぱり存在感がある。巧いよなぁ。
もっととんがったイメージだったのが、
役柄のせいか、
ずいぶんと柔らかくなった気がする。
でも髭は馴染んでないなぁと
ずっと気になってしまった。
なんでこの髭にしたんだろう。。。
19世紀のヨーロッパのイリュージョン。
この設定も陰影のある映像もCGの多用も
ありがちなんだけど、
最後まですんなり物語に入り込めて無条件に愉しめる。
安心して肩の力を抜いて没頭できる。
で、しっかり欺かれたけど、
それがとても心地よく感じる欺かれ方だった。
ウール警部が味があってなかなかよかった。
(2008.7.01)
アメリカ・チェコ
監督・脚本:ニール・バーガー
原作:スティーヴン・ミルハウザー
出演:エドワード・ノートン/ポール・ジアマッティ/ジェシカ・ビール/ルーファス・シーウェル
25Jun.'08 シャンテ・シネにて
★★★★☆
すっかり騙された、欺かれた(笑)
すっかりご無沙汰だったエドワード・ノートン。
やっぱり存在感がある。巧いよなぁ。
もっととんがったイメージだったのが、
役柄のせいか、
ずいぶんと柔らかくなった気がする。
でも髭は馴染んでないなぁと
ずっと気になってしまった。
なんでこの髭にしたんだろう。。。
19世紀のヨーロッパのイリュージョン。
この設定も陰影のある映像もCGの多用も
ありがちなんだけど、
最後まですんなり物語に入り込めて無条件に愉しめる。
安心して肩の力を抜いて没頭できる。
で、しっかり欺かれたけど、
それがとても心地よく感じる欺かれ方だった。
ウール警部が味があってなかなかよかった。
(2008.7.01)
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