2010年
日本
監督:中島哲也 原作:湊かなえ
出演:松たか子/岡田将生/木村佳乃/高橋努/井上脇海/田中雄土/西井幸人/能年玲奈/橋本愛/三吉彩花/山田諒/山谷花純
05Dec.'10 早稲田松竹
★★☆☆☆
ああ、『嫌われ松子の一生』を観た時と、
同じ印象を受けてしまった。。。
結局、映像が「闇夜のステッキ」なのよ。
遠目からはキラキラしてるものが並んでるんだけど、
よくよく明るいところで見たら、
たいしたものじゃなかった、、、みたいな。
どこかで見たようなCMの技巧ばかりのオンパレード。
その技術はそれなりのものがあるとは思う。けど、
そういうのはひとつ効果的に使えば、十分。
こんなに並べられたら、その効果なんて半減するし、
本末転倒で、そもそも何がしたいのかすらわからなくなるよ。
それでも『松子』は、松子の個性的な人物像を描けばいいので、
こういう映像でもまだよかった。
ファンタジーとして受け入れられるからね。
でも、こんな社会派の題材を扱うなら、
とことんリアリティを追求してくれないと、
嘘くさくて、観ていられなくなる。
物語の設定があり得なくて、毒ばっかりでも、
それはそれでいいと思う。
実際に先生がこんな告白をして生徒に復讐なんてしたら、
問題にならないわけがないけど、そんな無理な設定でも、
現実だと錯覚してでも観ることができれば、
なにかしら訴えるものが浮き彫りになってくるはず。
「どっかーん」に、違和感があった。
びっくりはするけど、区切りがついちゃうんだよね。
「ばちん」がいつくるかわからない、不気味さがあるから、
少年Aも少年Bも怯えてたんでしょ。
わけがわからず、ひたひたやってくるから、怖い。
いつまでも終わらない、なくならないから、さらに怖い。
その怖さがあればこそ、いじめや虐待ってことを、
正面から考えようとするだろうし、
親と子、先生と生徒、友だち同士の関係、
人とどうつきあうか、向き合うかを理解するし、
孤独がどんなに辛いものなのかを知るんだと思う。
爆発しちゃうと、日常の「ぱちん」はどこかに追いやられて、
忘れられてしまう。。。
本当の怖さは終わらないこと。
「どっかーん」は緊張を解放しちゃうんだよ。
「どっかーん」的なものは、
山場を作るには必要なのかもしれないけど、
そんなのは、物語?か、映画?かの都合でしかない。
結果、何を訴えたいのかが希薄になってしまった。
扱っている題材は気が遠くなるほど、重いのに、
どうにも薄っぺらで、単なる娯楽映画になっている。
かといって、楽しめるものでは決してない。
どこをどう切りとっても中途半端にしかみえない。
松たか子は確かに巧かった。
抑えた演技に、すごく迫力があった。
なのに、それすらうまく使い切れてないように思えた。
(2010.12.30)
2011-01-10
2010-12-02
千年女優
2001年
日本
監督:今敏 音楽:平沢進
出演(声):荘司美代子/小山茉美/折笠富美子/飯塚昭三/山寺宏一
31Oct.'10 早稲田松竹
★★☆☆☆
発想はいいと思う。
いろんな人生を演じながら、
一途な恋を追いかける。。。
ま、主人公があまりに健気すぎて、
気持ち悪いなとは思ってたけど、、、
けど、最後の台詞にはしらけてしまった。
毒をもたせるなら、本編でやらなきゃ。
最後の台詞ひとつですませようなんて、
ちょっと安易じゃない?
しかもこの時代の戦争を生き抜いた女が、
女優とはいえ、こんな薄っぺらなことを言うだろうか。
一番こういうことを言わない世代だと思うんだけど。
叶わぬ恋ではあったものの、それを秘めた姿は、
美しく凛としてステキな老婆だったのに、
この最後の台詞で、自己中心的な軽い女になってしまった。
意図していたものがなんなのかわからない。
ワタシには理解できない台詞だった。
(2010.11.29)
日本
監督:今敏 音楽:平沢進
出演(声):荘司美代子/小山茉美/折笠富美子/飯塚昭三/山寺宏一
31Oct.'10 早稲田松竹
★★☆☆☆
発想はいいと思う。
いろんな人生を演じながら、
一途な恋を追いかける。。。
ま、主人公があまりに健気すぎて、
気持ち悪いなとは思ってたけど、、、
けど、最後の台詞にはしらけてしまった。
毒をもたせるなら、本編でやらなきゃ。
最後の台詞ひとつですませようなんて、
ちょっと安易じゃない?
しかもこの時代の戦争を生き抜いた女が、
女優とはいえ、こんな薄っぺらなことを言うだろうか。
一番こういうことを言わない世代だと思うんだけど。
叶わぬ恋ではあったものの、それを秘めた姿は、
美しく凛としてステキな老婆だったのに、
この最後の台詞で、自己中心的な軽い女になってしまった。
意図していたものがなんなのかわからない。
ワタシには理解できない台詞だった。
(2010.11.29)
2010-11-07
NINE
2009年
アメリカ
監督:ロブ・マーシャル
出演:ダニエル・デイ・ルイス/マリオン・コティヤール/ペネロペ・クルス/ジュディ・デンチ/ケイト・ハドソン/ニコール・キッドマン/ソフィア・ローレン/ステイシー・ファーガソン
14Sep.'10
★★☆☆☆
やっぱりワタシには、肌に合わない世界だな。
美女が入れ代わり立ち代わり、歌って踊って、
めちゃくちゃ豪華だし、きらびやかだし、
踊りの構成とかはかっこいいとは思うんだけど。
最後の方はお腹いっぱい。すっかり飽きてた。
ダニエル・デイ・ルイスがニヤケた監督をやってる。
書けない書けないと苦悩してても
どこかニヤケてるところが巧いと思う。
このセレブの監督役も、すっかり様になってる。
そういう意味ではさすがだと思う。
あと、ワタシが惹かれたのは、ジュディ・デンチ。
衣装係の役で、彼女がいてちょっと安心できた。
ところで、『8 2/1』が下敷きなの?
全然つながらなかった。思いもしなかった。
後になって、設定は似てるかもって気づいたぐらいで。。。
同じイタリアが舞台なのに。
何が違うんだろう。
『8 2/1』は訳がわかんなくても、すごくときめくのに。
『NINE』は内容はよくわかったけど、
ときめかなかった。。。
タイトルは進化してるのにね。
(2010.10.22)
アメリカ
監督:ロブ・マーシャル
出演:ダニエル・デイ・ルイス/マリオン・コティヤール/ペネロペ・クルス/ジュディ・デンチ/ケイト・ハドソン/ニコール・キッドマン/ソフィア・ローレン/ステイシー・ファーガソン
14Sep.'10
★★☆☆☆
やっぱりワタシには、肌に合わない世界だな。
美女が入れ代わり立ち代わり、歌って踊って、
めちゃくちゃ豪華だし、きらびやかだし、
踊りの構成とかはかっこいいとは思うんだけど。
最後の方はお腹いっぱい。すっかり飽きてた。
ダニエル・デイ・ルイスがニヤケた監督をやってる。
書けない書けないと苦悩してても
どこかニヤケてるところが巧いと思う。
このセレブの監督役も、すっかり様になってる。
そういう意味ではさすがだと思う。
あと、ワタシが惹かれたのは、ジュディ・デンチ。
衣装係の役で、彼女がいてちょっと安心できた。
ところで、『8 2/1』が下敷きなの?
全然つながらなかった。思いもしなかった。
後になって、設定は似てるかもって気づいたぐらいで。。。
同じイタリアが舞台なのに。
何が違うんだろう。
『8 2/1』は訳がわかんなくても、すごくときめくのに。
『NINE』は内容はよくわかったけど、
ときめかなかった。。。
タイトルは進化してるのにね。
(2010.10.22)
2010-08-04
かいじゅうたちのいるところ
2009年
アメリカ
監督・脚本:スパイク・ジョーン
原作:モーリス・センダック
18Jun.'10 早稲田松竹にて
★★☆☆☆
こんな湿っぽい話だっけ?
センダックの持ち味はからっと乾いているところ。
決していい子なんかじゃなくて、
時には、だだっ子にもなるけど、
でも子どもたちが自分自身で、
楽しいこと、面白いことをみつけて、
得意げになって、笑顔になって、
いつの間にか、だだをこねてたことも忘れてるってのが、
ワタシの中のセンダックの絵本のイメージ。
ま、原作に忠実になる必要はないけど、、、
映像化されて、どうなるんだろうって思ったけど、
ワタシには全然合わなかった。
なぜか、かいじゅうたちのせかいが、暗かった。
青空のシーンもあったのに、陰気な印象。
逆光の映像がやたら多かったからかな。
シルエットにして、かいじゅうたちの憂鬱を表現してる?
ノスタルジックなイメージ自体が違う気がする。
セットやかいじゅうたちは凝っているとは思う。
だからこそ、なんだかもったいなく感じてしまう。
へんな感動話になってきて、
しまいにはダレちゃって、ちょっと辛かった。
アメリカ
監督・脚本:スパイク・ジョーン
原作:モーリス・センダック
18Jun.'10 早稲田松竹にて
★★☆☆☆
こんな湿っぽい話だっけ?
センダックの持ち味はからっと乾いているところ。
決していい子なんかじゃなくて、
時には、だだっ子にもなるけど、
でも子どもたちが自分自身で、
楽しいこと、面白いことをみつけて、
得意げになって、笑顔になって、
いつの間にか、だだをこねてたことも忘れてるってのが、
ワタシの中のセンダックの絵本のイメージ。
ま、原作に忠実になる必要はないけど、、、
映像化されて、どうなるんだろうって思ったけど、
ワタシには全然合わなかった。
なぜか、かいじゅうたちのせかいが、暗かった。
青空のシーンもあったのに、陰気な印象。
逆光の映像がやたら多かったからかな。
シルエットにして、かいじゅうたちの憂鬱を表現してる?
ノスタルジックなイメージ自体が違う気がする。
セットやかいじゅうたちは凝っているとは思う。
だからこそ、なんだかもったいなく感じてしまう。
へんな感動話になってきて、
しまいにはダレちゃって、ちょっと辛かった。
2010-06-16
ONCE ダブリンの街角で
2006年
アイルランド
監督・脚本:ジョン・カーニー
出演:グレン・ハンサード/マルケタ・イルグロヴァ/ヒュー・ウォルシュ/ゲリー・ヘンドリック/アラスター・フォーリー
25May.'08 早稲田松竹にて
★★☆☆☆
映画としては好きな雰囲気満載だった。
10セントの出会いも洒落ていると思った。
特に楽器屋での
ピアノとギターのアンサンブルには涙が滲んだ。
途中まではほっこりしながらココロ穏やかに観てた。
彼女が歌詞を付けることになった”IF YOU WONT ME"
夜の街を「私が欲しいなら私を満たして」の
リフレインで闊歩してる。
これで一気にしらけてしまった。
欲求不満をまともにひけらかしてどうする。
この言葉が字幕に何度でてきたか、、、
If you wont me,satisfy me.
歌詞自体もどうかと思うけどね。
直訳すれば確かにそのままだ。
でもこの訳詞はないでしょ。
もうちょっとなんかあるでしょ。
彼女の心情としては
盛り上がっていこうとしてるシーンなんだから。
数多く映画は観てるけど、
字幕でしらけるなんてめったにないことだ。
それにびっくりした。
ひとつの台詞がつまんない映画を輝かせることもあれば、
その逆もある。映画って怖い。
こうなると、ストーリーは最後まで陳腐だし、
ダブリンだのチェコ移民だのの必然性がよくわからない。
救いは音楽だけかな。
(2008.5.27)
アイルランド
監督・脚本:ジョン・カーニー
出演:グレン・ハンサード/マルケタ・イルグロヴァ/ヒュー・ウォルシュ/ゲリー・ヘンドリック/アラスター・フォーリー
25May.'08 早稲田松竹にて
★★☆☆☆
映画としては好きな雰囲気満載だった。
10セントの出会いも洒落ていると思った。
特に楽器屋での
ピアノとギターのアンサンブルには涙が滲んだ。
途中まではほっこりしながらココロ穏やかに観てた。
彼女が歌詞を付けることになった”IF YOU WONT ME"
夜の街を「私が欲しいなら私を満たして」の
リフレインで闊歩してる。
これで一気にしらけてしまった。
欲求不満をまともにひけらかしてどうする。
この言葉が字幕に何度でてきたか、、、
If you wont me,satisfy me.
歌詞自体もどうかと思うけどね。
直訳すれば確かにそのままだ。
でもこの訳詞はないでしょ。
もうちょっとなんかあるでしょ。
彼女の心情としては
盛り上がっていこうとしてるシーンなんだから。
数多く映画は観てるけど、
字幕でしらけるなんてめったにないことだ。
それにびっくりした。
ひとつの台詞がつまんない映画を輝かせることもあれば、
その逆もある。映画って怖い。
こうなると、ストーリーは最後まで陳腐だし、
ダブリンだのチェコ移民だのの必然性がよくわからない。
救いは音楽だけかな。
(2008.5.27)
2010-06-15
悲しみが乾くまで
2007年
アメリカ
監督:スサンネ・ビア
出演:ハル・ベリー/ベニチオ・デルトロ/デヴィッド・ドゥカヴニー/アリソン・ローマン/ジョン・キャロル・リンチ
24Apr.'08 恵比寿ガーデンシネマにて
★★☆☆☆
ベニチオ・デル・トロとハル・ベリーに
期待して観に行ったのだが、、、う〜ん。
ふたりとも、映画にうまく溶け込んでなかった。
なんだかわざとらしささえ感じてしまった。
演技は巧いんだと思う。
でもその巧さが裏目に出ていたように見えた。
デル・トロが麻薬に苦しむのはさすがだった。
ところどころでみせる彼の表情は、
ジェリーの感情を的確に掴んでいたし、すばらしかった。
でも、なんだかしっくりこない。
ストーリー設定に問題があるのか。
キャスティングがちがったのか。
何より、
心情的にオードリーに共感できなかった。
ワタシ自身がこの映画に
入り込めなかったからなのかもしれないのだが。。。
(2008.5.3)
アメリカ
監督:スサンネ・ビア
出演:ハル・ベリー/ベニチオ・デルトロ/デヴィッド・ドゥカヴニー/アリソン・ローマン/ジョン・キャロル・リンチ
24Apr.'08 恵比寿ガーデンシネマにて
★★☆☆☆
ベニチオ・デル・トロとハル・ベリーに
期待して観に行ったのだが、、、う〜ん。
ふたりとも、映画にうまく溶け込んでなかった。
なんだかわざとらしささえ感じてしまった。
演技は巧いんだと思う。
でもその巧さが裏目に出ていたように見えた。
デル・トロが麻薬に苦しむのはさすがだった。
ところどころでみせる彼の表情は、
ジェリーの感情を的確に掴んでいたし、すばらしかった。
でも、なんだかしっくりこない。
ストーリー設定に問題があるのか。
キャスティングがちがったのか。
何より、
心情的にオードリーに共感できなかった。
ワタシ自身がこの映画に
入り込めなかったからなのかもしれないのだが。。。
(2008.5.3)
2010-06-14
いつか眠りにつく前に
2007年
アメリカ
監督:ラホス・コルタイ
出演:クレア・デインズ/ヴァネッサ・レッドグレイヴ/メリル・ストリープ/グレン・クローズ/トニ・コレット/ナターシャ・リチャードソン/パトリック・ウィルソン/ヒュー・ダンシー
12Jun.'08 ギンレイホールにて
★★☆☆☆
ひとつの人生が終わって、新しい命につながっていく。
不安を抱えながらも生きる道をみつけていく姿が
見えて終わった気がしたので、いいっちゃいいのだが。
「一生懸命生きた(生きている)のよ」ってのが、
姉妹にも過去のアンにもとにかくいっぱい溢れていて、
事あるごとに饒舌に説明されているように感じてしまった。
ふうん〜とは思うけど、どうも共感できない。
ニナのイライラして「ワタシは悩んでいるのよ」ってのに、
ワタシがイライラしてしまった。
それに、それがアンの過去とどう関係あるのか。
無理矢理こじつけようとしているような気がして、
これもなんだかなぁという感じがしてしまった。
うまくいかなかった恋愛や夢があった。後悔もあった。
ライラが訪ねてきて、彼女の言葉にはっとする。
「人生に過ちはない」か。
いいたいコトはわかる気がする。
アンのことを知っているからこそいえる言葉だとも思う。
でも、それでそれを「すばらしい人生だったのよ」で
片付けられてしまったことには、
とにかく違和感を感じてしまった。
映画の方で答えが出ちゃってるんだよね。
誰にも文句をいわせないようにしてるっていうか。
がんばった人生に感動してといわんばかりの。
あまのじゃくのワタシはそういうのには、感動はしない。
それ以上に何かを感じることはできない。
ガードを固められることほど、不愉快なことはない。
観る側がそれぞれに思いが持てる余白が欲しかった。
(2008.6.24)
アメリカ
監督:ラホス・コルタイ
出演:クレア・デインズ/ヴァネッサ・レッドグレイヴ/メリル・ストリープ/グレン・クローズ/トニ・コレット/ナターシャ・リチャードソン/パトリック・ウィルソン/ヒュー・ダンシー
12Jun.'08 ギンレイホールにて
★★☆☆☆
ひとつの人生が終わって、新しい命につながっていく。
不安を抱えながらも生きる道をみつけていく姿が
見えて終わった気がしたので、いいっちゃいいのだが。
「一生懸命生きた(生きている)のよ」ってのが、
姉妹にも過去のアンにもとにかくいっぱい溢れていて、
事あるごとに饒舌に説明されているように感じてしまった。
ふうん〜とは思うけど、どうも共感できない。
ニナのイライラして「ワタシは悩んでいるのよ」ってのに、
ワタシがイライラしてしまった。
それに、それがアンの過去とどう関係あるのか。
無理矢理こじつけようとしているような気がして、
これもなんだかなぁという感じがしてしまった。
うまくいかなかった恋愛や夢があった。後悔もあった。
ライラが訪ねてきて、彼女の言葉にはっとする。
「人生に過ちはない」か。
いいたいコトはわかる気がする。
アンのことを知っているからこそいえる言葉だとも思う。
でも、それでそれを「すばらしい人生だったのよ」で
片付けられてしまったことには、
とにかく違和感を感じてしまった。
映画の方で答えが出ちゃってるんだよね。
誰にも文句をいわせないようにしてるっていうか。
がんばった人生に感動してといわんばかりの。
あまのじゃくのワタシはそういうのには、感動はしない。
それ以上に何かを感じることはできない。
ガードを固められることほど、不愉快なことはない。
観る側がそれぞれに思いが持てる余白が欲しかった。
(2008.6.24)
2010-06-13
ブラック・ダリア
2006年
アメリカ
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:ジョシュ・ハートネット/アーロン・エッカート/スカーレット・ヨハンソン/ヒラリー・スワンク/ミア・カーシュナー
09Mar.'07 目黒シネマにて
★★☆☆☆
監督がデ・パルマだからというだけで、
観に行った映画。
内容はこの事件が実際に起きたということすら知らずに。
どうしても場面場面の物語がつながってこなくて、
最後まで映画に入り込めなかった。
う〜ん。残念!
デ・パルマならではの重厚感があり、
どうしようもない因縁や
人間の仮面の下の欲望とか悲哀とかは十分表現されていて、
そういう面では楽しめたのだが。
ジョシュ・ハートネットのつぶらな瞳がかわいくて、
なのに均整のとれた肩幅の広いカラダがセクシーだった。
そのギャップに気をとられてしまったのが、
いけなかった。
久しぶりにココロ奪われた俳優に出会えたので良しとするかな。
(2007.3.10)
アメリカ
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:ジョシュ・ハートネット/アーロン・エッカート/スカーレット・ヨハンソン/ヒラリー・スワンク/ミア・カーシュナー
09Mar.'07 目黒シネマにて
★★☆☆☆
監督がデ・パルマだからというだけで、
観に行った映画。
内容はこの事件が実際に起きたということすら知らずに。
どうしても場面場面の物語がつながってこなくて、
最後まで映画に入り込めなかった。
う〜ん。残念!
デ・パルマならではの重厚感があり、
どうしようもない因縁や
人間の仮面の下の欲望とか悲哀とかは十分表現されていて、
そういう面では楽しめたのだが。
ジョシュ・ハートネットのつぶらな瞳がかわいくて、
なのに均整のとれた肩幅の広いカラダがセクシーだった。
そのギャップに気をとられてしまったのが、
いけなかった。
久しぶりにココロ奪われた俳優に出会えたので良しとするかな。
(2007.3.10)
2010-06-12
キンキーブーツ
2005年
アメリカ・イギリス
監督:ジュリアン・ジャロルド
脚本:ティム・ファース/ジェフ・ディーン
出演:ジョエル・エドガートン/キウェテル・イジョフォー/サラ=ジェーン・ボッツ/ユアン・フーパー
23Jan.'07 ギンレイホールにて
★★☆☆☆
う〜ん。
ちょっと期待していただけに、う〜ん。
途中で寝てしまったし。
どうにもこの主人公に好感が持てなかった。
ドラッグクイーンもの、
好きなんだけどなぁ。
う〜ん???
(2007.1.25)
アメリカ・イギリス
監督:ジュリアン・ジャロルド
脚本:ティム・ファース/ジェフ・ディーン
出演:ジョエル・エドガートン/キウェテル・イジョフォー/サラ=ジェーン・ボッツ/ユアン・フーパー
23Jan.'07 ギンレイホールにて
★★☆☆☆
う〜ん。
ちょっと期待していただけに、う〜ん。
途中で寝てしまったし。
どうにもこの主人公に好感が持てなかった。
ドラッグクイーンもの、
好きなんだけどなぁ。
う〜ん???
(2007.1.25)
2010-06-04
アキレスと亀
2008年
日本
監督・脚本:北野武
出演:ビートたけし/樋口可南子/柳憂怜/麻生久美子/中尾彬/伊武雅刀/大杉蓮
18Apr.'09 早稲田松竹にて
★★☆☆☆
どうも北野作品は反りが合わないらしい。
といえるほど、いくつも観てるわけじゃないけど。
なんだろう。なんかあざとい感じがしてしまう。
まずこの映画で、
なんでこんなに人を殺さなきゃならないのか、
理解に苦しむ。やたら自殺が多いし。
「あいつら芸術がわかんねえんだよ」
たぶん、この台詞にイライラするんだと思う。
こんなことを言っているどうしようもないやつを、
献身的に支える妻ってのを描きたいんだろうけど、、、
その描き方にどうも惹かれない。
売れない貧乏芸術家とその妻の話なんて、
どこにでもありそうなもんでしょ。
ギャグ仕立てでいくなら、もっと笑わせてくれなきゃ。
奥さんにこれだけのことをやらせるだけの魅力が、
真知寿に感じられない。
学生まではまだ何かありそうって思わせる匂いだけはあるけど、
オヤジになってからはその匂いすら消えちゃったし。
そもそもこの話に説得力がないんだと思う。
(2009.5.24)
日本
監督・脚本:北野武
出演:ビートたけし/樋口可南子/柳憂怜/麻生久美子/中尾彬/伊武雅刀/大杉蓮
18Apr.'09 早稲田松竹にて
★★☆☆☆
どうも北野作品は反りが合わないらしい。
といえるほど、いくつも観てるわけじゃないけど。
なんだろう。なんかあざとい感じがしてしまう。
まずこの映画で、
なんでこんなに人を殺さなきゃならないのか、
理解に苦しむ。やたら自殺が多いし。
「あいつら芸術がわかんねえんだよ」
たぶん、この台詞にイライラするんだと思う。
こんなことを言っているどうしようもないやつを、
献身的に支える妻ってのを描きたいんだろうけど、、、
その描き方にどうも惹かれない。
売れない貧乏芸術家とその妻の話なんて、
どこにでもありそうなもんでしょ。
ギャグ仕立てでいくなら、もっと笑わせてくれなきゃ。
奥さんにこれだけのことをやらせるだけの魅力が、
真知寿に感じられない。
学生まではまだ何かありそうって思わせる匂いだけはあるけど、
オヤジになってからはその匂いすら消えちゃったし。
そもそもこの話に説得力がないんだと思う。
(2009.5.24)
西の魔女が死んだ
2008年
日本
監督・脚本:長崎俊一
出演:サチ・パーカー/高橋真悠/りょう/大森南朋/高橋克実
17Oct.'08 飯田橋ギンレイホールにて
★★☆☆☆
ちょっと期待しすぎたかな。
自然は美しいし、その山の暮らしは素敵だし、
穏やかなおばあちゃんの言葉はどれも心を打つ。
魔女修行と称してマイに暮らしの仕事をさせる。
マイとの向きあい方もさすがだ。
魔女だけど、占いには興味がないと言う。
「日々の変化を楽しみたいから、どう変わるかに興味がない」
というのには、はっとさせられた。
なんだけど、映画には惹かれなかった。
野いちごのジャムづくりやらラベンダーのシーツ干しやら、
どこを切りとっても絵本から抜け出したような映像やら、
「素敵な山の暮らし」がこれでもかと押し寄せてきて、
ちょっと息が詰まった。
きっとこういうところを見せたかったんだと思うけど。
世界が完璧に作り上げられていて、
文句が言えない窮屈さを感じてしまった。
唯一、リアリティを感じたのはキム兄の存在。
彼がでてくると、単なる夢物語じゃないんだと認識できて、
そこはよかったと思う。
(2008.10.18)
日本
監督・脚本:長崎俊一
出演:サチ・パーカー/高橋真悠/りょう/大森南朋/高橋克実
17Oct.'08 飯田橋ギンレイホールにて
★★☆☆☆
ちょっと期待しすぎたかな。
自然は美しいし、その山の暮らしは素敵だし、
穏やかなおばあちゃんの言葉はどれも心を打つ。
魔女修行と称してマイに暮らしの仕事をさせる。
マイとの向きあい方もさすがだ。
魔女だけど、占いには興味がないと言う。
「日々の変化を楽しみたいから、どう変わるかに興味がない」
というのには、はっとさせられた。
なんだけど、映画には惹かれなかった。
野いちごのジャムづくりやらラベンダーのシーツ干しやら、
どこを切りとっても絵本から抜け出したような映像やら、
「素敵な山の暮らし」がこれでもかと押し寄せてきて、
ちょっと息が詰まった。
きっとこういうところを見せたかったんだと思うけど。
世界が完璧に作り上げられていて、
文句が言えない窮屈さを感じてしまった。
唯一、リアリティを感じたのはキム兄の存在。
彼がでてくると、単なる夢物語じゃないんだと認識できて、
そこはよかったと思う。
(2008.10.18)
2010-06-02
華麗なる一族
1974年
日本
監督:山本薩夫 原作:山崎豊子
出演:佐分利信/月丘夢路/京マチ子/ 仲代達矢/田宮二郎
15Jun.'08 新文芸座にて
★★☆☆☆
前半はまだそれぞれの心理描写があったような気がしたけど、
後半は原作を追うのが精一杯で端折った感じになってしまって、
残念だった。
そもそもこの大河小説を3時間30分で嵌め込もうとしたことに、
無理があったと思う。
俳優陣はすごく面白い配役で愉しめた。
京マチ子の妖艶さには目を奪われたし、
佐分利信の威厳や苦悩が空気をとにかく重くしていた。
月丘夢路は楚々としていても存在感がある。
先だってのTVのドラマも時々観ていたが、
重厚感ではまるで敵わない。
きれいな俳優ばかりで、きっちり収まってて、
なんか毒がないっていうか。
映画の方がいや〜な毒がまわっていた。
なので、映画の方が好みではある。
そうなのだが、
’70年代の映画にありがちな音楽や効果音の大げさなのが、
実は苦手。
後半はその音のオンパレードになっていたのが、
どうしても好きになれなかった。
(2008.6.29)
日本
監督:山本薩夫 原作:山崎豊子
出演:佐分利信/月丘夢路/京マチ子/ 仲代達矢/田宮二郎
15Jun.'08 新文芸座にて
★★☆☆☆
前半はまだそれぞれの心理描写があったような気がしたけど、
後半は原作を追うのが精一杯で端折った感じになってしまって、
残念だった。
そもそもこの大河小説を3時間30分で嵌め込もうとしたことに、
無理があったと思う。
俳優陣はすごく面白い配役で愉しめた。
京マチ子の妖艶さには目を奪われたし、
佐分利信の威厳や苦悩が空気をとにかく重くしていた。
月丘夢路は楚々としていても存在感がある。
先だってのTVのドラマも時々観ていたが、
重厚感ではまるで敵わない。
きれいな俳優ばかりで、きっちり収まってて、
なんか毒がないっていうか。
映画の方がいや〜な毒がまわっていた。
なので、映画の方が好みではある。
そうなのだが、
’70年代の映画にありがちな音楽や効果音の大げさなのが、
実は苦手。
後半はその音のオンパレードになっていたのが、
どうしても好きになれなかった。
(2008.6.29)
非行少女ヨーコ
1966年
日本
監督:降旗康男
出演:緑魔子/谷隼人/石橋蓮司/城野ゆき/大原麗子/関本太郎/荒木一郎/岡田英次
29May'09 DVD
★★☆☆☆
どこか洗練しきれていない、
泥臭さを残したアングラ感はよかった。
家出少女に世間はそんなに甘くはない。
オヤジに声をかけられ子犬のようについていけば、
そりゃ、ただじゃすまない。
ジャズ喫茶で知り合った仲間たちが飲んでいた睡眠薬に,
興味本位で手を出し、ただ騒いで踊ってラリって、
気がついたらオトコ(ジロウ)の部屋。
行き当たりばったり彷徨って、行き場を失って、
結局クスリ漬けになる。
どうすることもできない閉塞感、倦怠感が蔓延している。
実話らしいのだが、
ワタシとしてはクスリ中毒になるところまでで十分だった。
ここまでなら、★は5つにしたかも。
サントロペへ旅立つってことで、
船に乗っているヨーコとジロウ。
生きることすらままならなかったのに、
映画で見たからってだけで、そんなに簡単に行けちゃうのか。
しかもそこにヨーコの母親がいてジロウの父親が現れて、、、
家出少女が都会で何に悶えて、何に戦ってたんだか。
訳のわからないハッピーエンドになってた。
(2009.5.31)
日本
監督:降旗康男
出演:緑魔子/谷隼人/石橋蓮司/城野ゆき/大原麗子/関本太郎/荒木一郎/岡田英次
29May'09 DVD
★★☆☆☆
どこか洗練しきれていない、
泥臭さを残したアングラ感はよかった。
家出少女に世間はそんなに甘くはない。
オヤジに声をかけられ子犬のようについていけば、
そりゃ、ただじゃすまない。
ジャズ喫茶で知り合った仲間たちが飲んでいた睡眠薬に,
興味本位で手を出し、ただ騒いで踊ってラリって、
気がついたらオトコ(ジロウ)の部屋。
行き当たりばったり彷徨って、行き場を失って、
結局クスリ漬けになる。
どうすることもできない閉塞感、倦怠感が蔓延している。
実話らしいのだが、
ワタシとしてはクスリ中毒になるところまでで十分だった。
ここまでなら、★は5つにしたかも。
サントロペへ旅立つってことで、
船に乗っているヨーコとジロウ。
生きることすらままならなかったのに、
映画で見たからってだけで、そんなに簡単に行けちゃうのか。
しかもそこにヨーコの母親がいてジロウの父親が現れて、、、
家出少女が都会で何に悶えて、何に戦ってたんだか。
訳のわからないハッピーエンドになってた。
(2009.5.31)
雪之丞変化
1963年
日本
監督:市川崑 原作:三上於菟吉
出演:長谷川一夫/山本富士子/若尾文子/中村鴈治郎/市川雷蔵/船越英二/勝新太郎
21Jul.'08 新文芸座にて
★★☆☆☆
長谷川一夫のファンにはたまらない一本なのだろう。
映画じゃなくて、舞台で観たかった。
若尾文子は綺麗だった。
山本富士子は粋だった。
市川雷蔵のおとぼけはよかった。
(2008.8.7)
日本
監督:市川崑 原作:三上於菟吉
出演:長谷川一夫/山本富士子/若尾文子/中村鴈治郎/市川雷蔵/船越英二/勝新太郎
21Jul.'08 新文芸座にて
★★☆☆☆
長谷川一夫のファンにはたまらない一本なのだろう。
映画じゃなくて、舞台で観たかった。
若尾文子は綺麗だった。
山本富士子は粋だった。
市川雷蔵のおとぼけはよかった。
(2008.8.7)
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