ラベル ジュゼッペ・トルナトーレ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ジュゼッペ・トルナトーレ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2010-06-20

題名のない子守唄

2006年 
イタリア
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ 
音楽:エンニオ・モリコーネ出演:クセニア・ラパポルト/ミケーレ・プラチド/アンへラ・モリーナ/マルゲリータ・ブイ/クラウディア・ジェリーニ

24Jan.'08 ギンレイホールにて
★★★★☆

音楽系の映画かと思っていたので、
いきなりの怪しい場面展開に戸惑ってしまった。

イレーネの過去がどこまでも悲惨で、忌まわしく、
これでもかこれでもかと、ひとつ解き明かされるたびに、
どんどん悪夢になっていくのは、
観ていて辛い以外の何の感情もなかった。
救いは、とりあえずそれは過去のことだということだけ。
イレーネは凛と生きていこうとするのだが、
そうであればあるほど、観てる方がやはり息が詰まる。
その過去も切り捨てることすらできず、
引きずらざるを得なくて、その事実も衝撃的で、
結局ほっとできないまま終わってしまった。

テアとの心の綾が解けていく展開が唯一、和めるところか。
それと最後は、まぁ、なんとかよかったとは思えるけど。

映画としての構成は完璧としかいいようがない。
映像も音楽も、キャスティングも。 文句をつける余地はない。
一分の妥協も許さないトルナトーレの徹底したものを感じた。
だけど、それがワタシにはどうしようもなく苦しかった。
(2008.1.29)

マレーナ

2000年 
イタリア・アメリカ
監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:モニカ・ベルッチ/ジュゼッペ・スルファーロ

24Jan.'08 ギンレイホールにて
★★★★★

少年の甘酸っぱい恋がとてもかわいらしくて、
ほのぼのとした感じがよかった。
とはいえ、戦時中のはなし。
マレーナの生き様は並大抵のものじゃないのだが。

最後にたった一言だけで、
まわりの女たちを黙らせたのは、 なかなか圧巻。

モニカ・ベルッチはもう女のワタシも惚れ惚れするぐらい、
綺麗だった。
スタイルや顔の輪郭はもちろん、
その眼差しがというか、その凛とした姿勢がというか、
その艶やかさには完全にやられてしまった。
 (2008.1.29)