2006年
イタリア
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
音楽:エンニオ・モリコーネ出演:クセニア・ラパポルト/ミケーレ・プラチド/アンへラ・モリーナ/マルゲリータ・ブイ/クラウディア・ジェリーニ
24Jan.'08 ギンレイホールにて
★★★★☆
音楽系の映画かと思っていたので、
いきなりの怪しい場面展開に戸惑ってしまった。
イレーネの過去がどこまでも悲惨で、忌まわしく、
これでもかこれでもかと、ひとつ解き明かされるたびに、
どんどん悪夢になっていくのは、
観ていて辛い以外の何の感情もなかった。
救いは、とりあえずそれは過去のことだということだけ。
イレーネは凛と生きていこうとするのだが、
そうであればあるほど、観てる方がやはり息が詰まる。
その過去も切り捨てることすらできず、
引きずらざるを得なくて、その事実も衝撃的で、
結局ほっとできないまま終わってしまった。
テアとの心の綾が解けていく展開が唯一、和めるところか。
それと最後は、まぁ、なんとかよかったとは思えるけど。
映画としての構成は完璧としかいいようがない。
映像も音楽も、キャスティングも。 文句をつける余地はない。
一分の妥協も許さないトルナトーレの徹底したものを感じた。
だけど、それがワタシにはどうしようもなく苦しかった。
(2008.1.29)
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