1980年
日本
監督:鈴木清順
出演:原田芳雄/大谷直子/大楠道代/藤田敏八/真喜志きさ子/麿赤児/木村有希/玉寄長政
09Jun.'09 DVD
★★★★★
「骨をしゃぶるみたいな抱き方だもの」
この台詞にノックアウト。
悪い酒に酔っぱらっているみたいに火照っちゃった。
中砂はこの平成の時代なら、
間違いなく身勝手で我が儘なだめんずでしょ。
小汚いし無粋だし、、、
なのになぜこうも
色気があるんだろう。
女も男も周りのものは
みんな惹き寄せられ、
翻弄されてしまう。
そしてそれぞれのいろんな
感情があちこちで渦巻いている。
渦は行き場がどこにもなくいつまでも巻き続けるしかない。
中砂は死んでさえも、
青地や小稲や周子のココロを掴んだまま離さない。
周子さん、ほとんどの場面で何か食べていた。
食べるという行為は裸になるのと同じぐらい素になることだと、
誰かが言ってたっけ。
水蜜桃の甘ったるい匂いに、これまた酔いそうになった。
酔わされて逆上せたアタマではもう、
生きていようが死んでいようが、現世だろうが来世だろうが、
そんなことはたいしたことじゃないといわんばかりに、
この映画の世界にまんまと引きずり込まれていた。
青地がまともであればあるほど、紳士然とした姿が切なくて、
その抑圧された顔に中込とは正反対の極地の艶っぽさを感じた。
(2009.6.11)
2010-06-02
陽炎座
1981年
日本
監督:鈴木清順
出演:松田優作/大楠道代/加賀まりこ/楠田絵里子/大友柳太朗/原田芳雄/中村嘉葎雄
08Jun.'09 DVD
★★★★★
幻覚か、幻惑か。
あやかし、あやかり。
とり憑かれてる。
ほとんど見せてないのに、エロい。
青白い肌、細い肩、、、
それだけで妖気が漂ってる。
毒気に当てられて、エロが充満している。
大楠道代の声に酔いしれてしまった。
あの声で誘われたら、彼岸にだっていってしまいそう。
風鈴の音だったり、小鳥のさえずりだったり、
何気ない音にちょっとだけほっとするも、
実はそれが妙に不気味だったりして、、、
おいねさんの青い目と金髪にはさすがに笑ったけど、
この世のものじゃないんだからいいのか。
確かに気持ちが悪かった。
鈴木清順の映画は実は初めて。
安易に観たらやけどしそうで手が出せなかった。
でも一度観ちゃったら、ダメだ。
思いっきり嵌りそう。
(2009.6.9)
日本
監督:鈴木清順
出演:松田優作/大楠道代/加賀まりこ/楠田絵里子/大友柳太朗/原田芳雄/中村嘉葎雄
08Jun.'09 DVD
★★★★★
幻覚か、幻惑か。
あやかし、あやかり。
とり憑かれてる。
ほとんど見せてないのに、エロい。
青白い肌、細い肩、、、
それだけで妖気が漂ってる。
毒気に当てられて、エロが充満している。
大楠道代の声に酔いしれてしまった。
あの声で誘われたら、彼岸にだっていってしまいそう。
風鈴の音だったり、小鳥のさえずりだったり、
何気ない音にちょっとだけほっとするも、
実はそれが妙に不気味だったりして、、、
おいねさんの青い目と金髪にはさすがに笑ったけど、
この世のものじゃないんだからいいのか。
確かに気持ちが悪かった。
鈴木清順の映画は実は初めて。
安易に観たらやけどしそうで手が出せなかった。
でも一度観ちゃったら、ダメだ。
思いっきり嵌りそう。
(2009.6.9)
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