2003年
アメリカ
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:アレックス・フロスト/エリック・デューレン/ジョン・ロビンソン/イライアス・マッコネル
05Jun.'09 DVD
★★★★★
ターコイズ色の空に浮かぶ雲。
何かが起こりそうな予感。
公開当時見たいと思いつつ見逃していて、
すっかり忘れていて、今になって手に取ってみた。
『人間失格』現代版みたいなやつかと思っていた。
ある朝の高校生のそれぞれの日常。
いつもと変わらない朝だけど、
それぞれに抱えているものが見え隠れしている。
だれかにクローズアップすることなく、
それぞれに均等に同じ距離感で描かれていた。
淡々と静かにゆっくりと時間が流れていた。
そしてアレックスの手元に銃が届いたときに、
やっと思い出した。
高校生が学校で銃を連射させたって、あれか。
そういえば話題になっていたっけ。
監督のインタビューをみてたら、
「問題は解決していないし、暴力は消えないし、
動機も不明。 それがメッセージ」だと言っていた。
台詞は全部役者のアドリブで、
台詞に特定の感情や意味を持たせないようにして、
観客に考えさせる時間を与えるために、
普通ならカットしてしまうような余分な部分を、
あえて残したと言っていた。
すごく納得した。共感できた。
饒舌に百の言葉を投げかけられてもうんざりするだけだから。
決しておもしろい映画ではない。
いい映画かどうかもわからない。
でも行き詰まっている社会というか、、、
ワタシたちに、何かは投げかけていると思う。
(2009.6.7)
2010-06-07
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