2005年
日本
監督:池谷薫
出演:奥村和一/金子傳/村山隼人
26Aug.'06 イメージフォーラムにて
★★★★★
あの戦争が何だったのかを真摯に追求する姿に心打たれる。
淡々と事実だけをカメラは追っている。
被害者だということを主張するだけでなく、
どんな酷いことをしたか、 せざるを得なかったということ、
記憶から消してしまいたいようなことにも、
きちんと向きあっている。
奥村さんは見た目には、
普通のどこにでもいるようなおじいちゃん。
そんな普通の人が経験してきた過酷な過去。
これは奥村さんが特別なのではなく、
戦争に行った人はみんな経験しているのである。
決して特別なことじゃないのだということを、 おもいしった。
奥村さんは80歳。
戦友はどんどん亡くなっている。
戦争を伝える人がいなくなってしまうことは、
とても恐ろしいことだと思う。
そういう意味でも、
こうやって真の叫びを残したこの映画の意義は大きい。
奥村さんの頑固でありながら実直な人柄に好感がもてた。
(2006.8.28)
0 件のコメント:
コメントを投稿