2006年
アメリカ
監督・製作:リンダ・ハッテンドーフ
製作:マサ・ヨシカワ
編集:出口景子音楽:ジョエル・グッドマン
出演:ジミー・ツトム・ミリキタニ/ジャニス・ミリキタニ/ロジャー・シモムラ
10Jul.'08 ギンレイホールにて
★★★★★
ワタシにはこのおじいちゃんが他人には思えなかった。
日本人のアイデンティティの方が強く感じたのは、
気のせいだろうか。
アメリカ生れの日系人。
広島で幼少を過ごすが、戦争になり18歳で渡米。
真珠湾攻撃のため日系人は収容所に入れられ、
ミリキタニは市民権を放棄する。
何もしていない日系人を収容所に入れて自由を奪った。
そして広島へ原爆を投下した。。。
ミリキタニにとってアメリカは信用ならない国。
ニューヨークで路上生活しながら平和の絵を描く。
それはアメリカへの挑戦というか、
彼にとってのするべき使命感からなのだろう。
そして9.11。
路上で暮らすことができなくなって、リンダの家に。
真珠湾攻撃 → 原爆投下
9.11 → ???
その構図がミリキタニに重くのしかかる。
お姉さんの所在がわかって、電話で話しているのが、
ホントにうちのおじいちゃんみたいだった。
出てくる言葉はおそろしく少なくて、
でも一言一言に思いが沁み込んでいて、
60歳になろうとしている甥のことを案じてみたりして。
リンダの帰りが遅くなったときに、
心配したんだって怒ってたのなんて、
思いをうまくいえないただの頑固じじいだったし。
アメリカ人にだってこういう人はいるかもしれないけど、
う〜ん、でもそうじゃなくて日本人だよなぁって感じた。
観ててなんだかホッとしちゃった。
胸がすーっとあったかくなるような、
おんなじルーツみたいなものを感じたのだ。
赤いベレー帽がとても印象的だった。
今日もNYを闊歩してるのかなぁ。
(2008.7.24)
2010-06-13
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