1983年
スペイン/フランス
監督:ビクトル・エリセ
出演:オメロ・アントヌッティ/ソンソレス・アラングレーン/イシアル・ボリャン/ロラ・カルドナ/ラファエラ・アパリシオ/ジェルメーヌ・モンテロ/オロール・クレマン
07Nov.'09 早稲田松竹
★★★★★
娘と父親の間の微妙な波動が、
温かいんだけどなんとなく不調和を感じてしまって、
知らないうちに涙がぽろぽろ落ちていた。
泣くようなシーンじゃないだけに、
自分でもびっくりした。
エストレリャの父アグスティンを思う気持ちが、
痛いほど伝わる。
父親は慕うべき大きな存在で、
その背中をいつも追いかけていた。
なのに、 いつの間にか立場が逆転することがあろうとは。
父親としてはそれが堪えられなかったのか、、、
それだけじゃないだろうけど、
しかしエストレリャにとっては結果的に、
一生追い続けるしかできない存在になってしまった。
静かに静かに、知らない間に、
気がついたら状況が変わっていた。
それは時の流れのせいなのか、
エストレリャの成長のせいなのか、
どうすることもできないことだけに、
ちょっと残酷なものを感じた。
映像は『ミツバチ〜』もそうだけど、
光と闇の操り方が絶妙。
アングルも、すごく好き。
ずっと観ていたくなる。
この世界に入りたくなる。
またどこかでやってくれないかな。
また映画館で観たい。
(2009.11.21)
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