2010-06-23

ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン

2007年 
フランス
監督:ホウ・シャオシェン
出演:ジュリエット・ビノシュ/イポリット・ジラルド/シモン・イテアニュ/ソン・ファン

19Feb.'09 早稲田松竹にて
★★★★★

ピアノの音が心地よかった。
その音に揺られるように風船が浮かんでいて、
違和感なく風景に溶け込んでいた。
ベビーシッターのソンは静かで穏やか。
対照的にスザンヌは慌ただしくてどこか情緒不安定。
映画自体も柔らかく和やかな空気が漂うせいで、
スザンヌの不調和が強調されて、
こっちまでなんかそわそわしてしまう。
シモンが「ぼくも、男だよ」っていったとき、
泣きそうになった。

ピアノの音を調律するように、
ココロもたまには調整しなくちゃ。
風船がいつも見守ってくれてるしね。

じんわりあったかい映画だと思う。
 (2009.6.8)

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