1973年
日本
監督・脚本:市川崑 脚本:谷川俊太郎
出演:萩原健一/小倉一郎/尾藤イサオ
26Jul.'08 新文芸座にて
★★★★★
正義の味方や印籠が必ずでてくる時代劇が苦手なワタシには、
これは最高におもしろかった。
三人の渡世人が三人とも、
みっともなくてダサくてどうしようもないけど、
滑稽味溢れるかれらの一挙一動は憎めない愛おしさがある。
宿をみつけるのもいちいち難儀で、
いつも空腹で危険にさらされ、
まともな立ち回りもできず太刀をぶんぶん振り回すだけ。
虫けらのように生きながらえながら、
虫けらのようにあっけなく死んでいく、、、
渡世人なんてこんなもんだったんだろうなって、
妙な説得力があったりする。
そんななのに、悲愴感は不思議とない。
逆に生き生きしているようにみえる。
こういうふうにしか生きられない人種って、
いつの時代にもいるよなぁって、妙に納得できる。
ショーケンは三人の中では結局生き残る。
役得かと思いつつも、変なヒーローなんかじゃなくてよかった。
三人の中でも一番だらしなかったけど、それがよかった。
(2008.8.14)
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