2009年
アメリカ
監督:ケニー・オルテガ
出演:マイケル・ジャクソン
13Nov.'09 ワーナーマイカルシネマズ新百合ケ丘
★★★☆☆
マイケルはやっぱりすごかった。
とても50歳とは思えない。
若かった頃の動きとまるで同じ。
関節があるのかと思うぐらい柔らかい身のこなし。
それさえ観ていられれば、満足だった。
ほとんどの歌を知ってた。歌えた。
歌詞はうろ覚えだし早いところはついていけないけど、
でも歌えた。
物心ついた頃から、ずっと必ずいた人なんだよなぁ。
ファンだったとかどうとかじゃなくて、
そういうのを超えて、いるのが当たり前だった。
曲のひとつひとつにいろんなことを思い出した。
でも映画としては、いま一つだった。
これがメイキングの記録だとしても、なんか、大味。
材料がないのはわかるけど、
詰め込めばいいってもんじゃない。
巧く作ってあげられる人、いなかったのか。。。
整形やら裁判やら、その他のスキャンダラスな報道が、
彼の本当にしたかったこと、言いたかったことと、
うまく噛み合っていないちぐはぐさを、
いつもどこかで感じていた。
一言何か言えば、全然違う意味で大げさに伝わってしまう、、、
何かのインタビューでマイケル自身も言ってたっけ。
この映画もそんなちぐはぐさを抱えたまま、
終わってしまった。
マイケルは本来すごく繊細な人。
歌も踊りも、すごく繊細。
このライブのスタッフにもすごく繊細な指示をだしている。
なのに、その本意はちゃんと汲取られていないように感じた。
うまく言えないけど、例えば『スリラー』なんかは、
昔MTVで観た映像は手作り感が残りながらも、
当時は感動的だった。
技術的には今の方がすごいんだろう。
お金もかかっているんだろう。
でも、響かない。そこに高揚感も湧いてこない。
単に昔を懐かしんでるだけのことじゃない。
うーん、 いいものが出来上がってヒットしたものと、
売れることが前提で作っているものとの違いかな。
(2009.11.15)
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