2006年
アメリカ
監督:ベネット・ミラー
脚本・製作総指揮:ダン・ファターマン
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン/キャサリン・キーナー/クリス・クーパー/クリフトン・コリンズJr./ブルース・グリーンウッド
08Nov.'06 恵比寿ガーデンシネマにて
★★★★★
フィリップ・シーモア・ホフマンはやはりすごかった。
予告で画面に映った時、目を見張り、
これは必ず見なくてはと決心して、
今日やっと観ることができた。
とにかくカポーティの葛藤の凄まじさに息をのんだ。
境遇や、抱えていたものが似ていたせいか、
取材対象者の犯人のペリー・スミスにどんどん惹かれていく。
その反面、 作家として真実を求めるあまり残酷になっていく。
狂わんばかりの日々。
「冷血」とは犯人のことだと言っていたが、
カポーティ自身の心情そのものだったのではないかと思わせる。
死刑に対しての恐怖とそれを望む心。
ペリーへの思いとこの作品への使命。
やがて処刑され、『冷血』は完成。
作品としては評価され、成功する。
しかし、 なお苦悩は続き、
それは消えることはなかったのだろう。
彼は書けなくなった。
リチャード・アヴェドンとのエピソードにワタシはときめいた。
うちにある写真集で探したが、70~80年代のものばかりで、
カポーティとペリーの写真はなかった。
何かで見ることはできるのだろうか。 見たい。
アヴェドンはこの二人をどう捉えたのだろう。
(2006.11.14)
2010-06-13
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