2004年
アメリカ
監督:ジェシカ・ユー
ナレーション:ダコタ・ファニング/ラリー・パイン
17Apr.'08 シネマライズにて
★★★★★
昨年の原美術館の展示を最終日に駆け込みで観たのだが、
その時はあまりよく理解できなかった。
この映画はダーガーの絵の意味、
なぜこれらの絵が生まれたのかが端的に描かれていると思う。
ダーガーのドキュメンタリーであり、
「非現実の王国」のファンタジーであり、
それが合わさって混ざり合って
ダーガーその人の本質が浮き彫りになっていた。
ダーガーにとって現実はあまりに過酷だった。
「非現実の王国」こそがダーガーの現実であり、
ダーガーはこの王国に身を置くことで、
やっと息をすることができたのだろう。
絵を描いて物語を想像していれば心安らかにいられた。。。
ダーガーの絵ののびやかな印象は、だからこそだと思う。
現実が闇であればあるほど、ダーガーの王国は色が溢れ、
華やかでうららかな世界になっていったのだと思う。
ヴィヴィアンガールズが動いていたり、
暗いモノクロのシカゴの映像に淡彩の女の子が見え隠れしたり。
決してダーガーの意を損なうものではないだろう、
ワタシにはなかなか興味深いものだった。
(2008.4.22)
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿