1966年
日本
監督:増村保造 原作:有馬頼義 脚本:笠原良三
出演:若尾文子/芦田伸介/川津祐介/千波丈太郎
06Jun.'08 神保町シアターにて
★★★★★
40年以上も前の映画で、モノクロで、
わりかしセットだなって思うところがあるのに、
なのにそれ以上に生々しかった。
麻酔もろくにせず、
のこぎりでぎこぎこ手足を切るシーンが、永遠と続く。
見たくないのに、切った残骸の手や足の指が、
バケツからはみ出していて、
それがどうしても視界に入ってくる。
モノクロでよかったとさえ思った。
あまりに極限状態の野戦病院。
不眠不休の上、
陵辱されながらも兵士を癒そうとする従軍看護婦の西。
『赤い天使』なんてよくいったものだ。
ある意味すごく男目線の都合のいい設定だと思いながらも、
この天使が兵士の夢ってやつなのか。
こういう状態だとレイプだろうがなんだろうが、
許して天使になれるのか。。。
岡部軍医に慕っていく西の健気さが胸を締めつける。
戦争だからこその恋愛なのか、究極に純粋なものを感じた。
若尾文子の背筋の伸びた凛とした姿が美しかった。
(2008.6.20)
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