1965年
日本
監督:増村保造 原作:吉田絃二郎 脚本:新藤兼人
出演:若尾文子/田村高広/千葉信男/紺野ユカ/殿山泰司
06Jun.'08 神保町シアターにて
★★★★★
狂気の愛。 狂ってる、狂ってるよ〜
何が起こったかと思った。 どうしてそうなるの。
あぜんと、した、、、するしかなかった。
それまで、なんか淡々とコトが進んでいて、
しかもなんだか落ち着かない音楽がぐるぐる繰り返されてて、
じっとしているのがすごく辛くなって、、、
いい加減なんとかして欲しいと思っていたその瞬間、
狂気が起こった。
殺されるより、怖いコトが。
でも。
何より、誰より、
とことん純粋な愛のために起こしたコトなわけで、、、
憎悪の固まりを結局はきちんと整理して、
おかねを許した清作の男気が感動ものである。
『赤い天使』の西が天使になりきっている女であるなら、
清作も男として奇跡だと思う。
こうまでして自己を捨てて、
愛に全うできる彼らに嫉妬さえ覚える。
最後のシーン。
農作業などやろうともしなかったおかねが、
清作を連れて、清作を座らせて、鍬で土を耕している。
その二人を観たら、 狂気の事件でも村八分になっていても、
それでもこれでよかったんだろうと思わされた。
こんなふうに納得させることができるということが、
すごいのだと思う。
リアルタイムで観たかったなぁ。
(2008.6.22)
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