2010-06-14

ラスト、コーション

2007年 
アメリカ/中国/台湾/香港
監督:アン・リー 
原作:アイリーン・チャン
出演:トニー・レオン/タン・ウェイ/ワン・リーホン/ジョアン・チェン/トゥオ・ツォンホァ

07Apr.'08 ワーナーマイカルシネマズ板橋にて
★★★★★

マイ夫人を演じていたはずなのに。
ミイラ取りがミイラに、、、

チャイナ・ドレスって、ホントに艶っぽいなぁ。
激しい濡れ場シーンはそれなりなのだが、
それより体の線にぴったりのドレスで、
イヤリングを外そうとしたりする仕草の方が、
なんともいわくありげでそわそわしてしまう。

トニー・レオンの目の表情というか、
視線の向け方というかに、思いっきりやられた。
イーの冷血なところ、孤独なところ、
チアチーにココロを許していくそのココロの変動、
せつなさを微妙に演じ分けている。
見事だというしかない。
タン・ウェイもノーメークの普通の女学生のチアチーと、
マイ夫人の牝狐ぶりとのギャップはなかなかのものだと思う。

時代とか、お互いの置かれている立場とか、
アタマでは操っていたはずのことが、操れなくなり、
次第に糸は絡まって解けなくなっていく。
危うい罠がそこには潜んでいた。。。
そんな生身の男女の愛の深さをみたような気がした。

ココロにずしんとくる一本だと思う。
(2008.4.10)

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