2008年
アメリカ
監督:マーク・フォースター
出演:ハリド・アブダラ/ホマユーン・エルシャディ/ゼキリア・エブラヒミ/アフマド・ハーン・マフムードザダ/ショーン・トーブ
10Jul.'08 ギンレイホールにて
★★★☆☆
凧をあげているアフガンの景色はうつくしかった。
差別など問題はあったにしろ、
それでも凧揚げができるぐらい平和だった。
なのに、ソ連が侵攻してきてその様相はすっかり変わり、
そして今はタリバンが蔓延っていて、
緊張を強いられる国になってしまった。
友情、人種、身分の違い、戦争、、、
いろんなものが交錯した中の、やりきれない罪。
ほんのちょっとの勇気がなかったことが、
運命にも翻弄されて償うきっかけすら失ってしまう。
アミールはアメリカに亡命しても、
その十字架は背負っていたのだと思う。
だからアフガンに再び行く決心をしたのだろう。
アミールの十字架も父親の十字架も、
下ろすことはずっとできないだろうけど、
でも最後にハッサンの子の父親にはちゃんとなってた。
アミールは一皮むけたようにみえた。
それはよかったのだと思う。
ハッサンのはにかんだ笑顔がたまらない。
健気なところが余計にせつなかった。
この映画、かなり泣いた。
涙を誘うところは満載だった。
でも穿った見方をすると、
なんか作り物っぽい感じがしてしまった。
映画がきれいすぎるのかなぁ。
ソ連やタリバンが悪者になっているけど、
その責任の一端はアメリカにだってあるんだってことが、
そっちのけにされてるように感じた。
(2008.7.24)
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