2010-06-21

彼女について私が知っている二、三の事柄

1966年 
フランス
製作:フランソワ・トリュフォー 
監督・脚本:ジャン・リュック・ゴダール
出演:マリナ・ブラディ/ロジェ・モンソレ/ラウール・レヴィ/ジャン・ナルボニ

18Apr.'08 早稲田松竹にて
★★★★☆

むずかしかった。
哲学的な言葉の羅列に理解不能、、、
なのに映像はやたらにスタイリッシュ。
目から入ってくる情報にココロを奪われていると、
それでなくてもアタマに入らない空虚な言葉は、
なおさら記号と化して、通り過ぎていく。

そうしているうちに、字面を追うことに虚しさを感じた。
ふっと力を抜いた瞬間に本意が見えるような気がした、、、
マリナ・ヴラディ扮する主婦の台詞に
「言葉だけでは表現できない。
私の表情の方が何かを語ってる。」
というのがあった。(うろ覚えなので正確じゃないです)
要はそういうことかなと思った。

真面目に観ようとするとわけがわからず退屈だと思う。
そこに映ってるものをただただそのまま見てると、
結構変なものにきがつく。
ベッドルームにかかってる首を掴んでいる絵だったり、
やたらにうるさい音のおもちゃの銃だったり、、、
意味深、きっと何か意味があるのだろうが、
それもわかんなくてもいいや。
そういう迷路を愉しめばいいんだと思う。

哲学的な言葉やスタイリッシュな映像である反面、
よくよくみるとこの主婦、けっこう人間臭いと思った
(2008.4.22)

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