2010-06-23

あるいは裏切りという名の犬

2004年 
フランス
監督:オリヴィエ・マルシャル
出演:ダニエル・オートゥイユ/ジェラール・ドパルデュー/アンドレ・デュソリエ

31May'07 ギンレイホールにて
★★★★★

久々に男臭い、渋い映画だった。

濡れた石畳に映る街灯。パリの町並み。
たとえ刑事ものでも、
ハリウッドとは違うしっとりした艶を感じる。

どちらかというとジェラール・ドパルデューが観たかった。
しかし、物語に惹き込まれて行くうちに、
ダニエル・オートゥイユの眉間の皺が
せつなくてたまらなくなった。

オートゥイユはデ・ニーロに似てるとずっと思っていたが、
この映画ではオートゥイユはずっと柔らかい印象。
デ・ニーロはもっととんがっている気がする。
奇しくもハリウッドでデ・ニーロ主演で
リメイクが決まっているらしいのだが。
・・・??? どうなんだろう。。。

殺ったり殺られたり、フランスだからなのか、とことん残酷。
それがとにかく怖い。
そういう意味ではハリウッドの方が
観ていられるような気がする。

刑事物の王道で、
それ以上何か新しいものがある訳でもない。
でも、レオとドニのような男の生き様、
そんな無骨なもの、 そんなものにどうにも惹かれてしまう。
こういう映画は永遠であって欲しいと願う。
 (2007.6.4)

0 件のコメント:

コメントを投稿