1967年
フランス
監督:ルイス・ブニュエル
原作:ジョゼフ・ケッセル
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ/ジャン・ソレル/ミシェル・ピッコリ
23Jun.'08 早稲田松竹にて
★★★★★
淑女である現実と卑猥な妄想が交錯する。
セヴリーヌはついに妄想だけでは耐えられなくなり、
売春宿を訪ねる。
人妻である夜の顔と娼婦の昼の顔を使い分ける日々。
本来の自分をみつめ確認することで、
生き生きとしますます美しくなる。
皮肉なことに夫婦の関係も華やいで明るくなる。
そうこうして、どちらの顔が本当なのかわからなくなる。
どちらも現実になっていく。
現実が妄想になり、妄想が正気になっていく。
身も心も充実した生活を送っていたのだが、
でもそれはあまりに脆く危うく、、、
その満ち足りた日々は長くは続かなかった。
カトリーヌ・ドヌーヴはやはり美しかった。
当時は文句なしの正統派美人だったんだろうな。
'60年代のファッションがまたかわいくて、
すごくドヌーヴに似合っていて、
それを見てるだけでも楽しい。
ミシェル・ピコリが
ちょっと怪しさを醸し出す役どころなのだが、
妙な艶っぽさがあった。
彼の眼差しが何もかもお見通しという余裕を
感じさせるからなのかもしれないが。
(2008.7.01)
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