2008年
アメリカ
監督・脚本:コートニー・ハント
出演:メリッサ・レオ/ミスティ・アップハム/チャーリー・マクダーモット/マーク・プーン・ジュニア/マイケル・オキーフ/ディラン・カルソナ/ジェイムズ・ライリー/マイケル・スカイ/ナンシー・ウー/ジェイ・クレイツ
14Aug.'10
★★★★★
ニューヨーク州最北部、
カナダとの国境のモホーク族保留地で、
実際に起きていた事件の映画化。
起こっていることは、とにかくスリリングで、
どうなっていくんだろうと終始ヒヤヒヤする。
もう、とにかく寒そうで、、、
家を買うために溜めていた金をもって夫がいなくなり、
もうすぐクリスマスだというのに、
ポップコーンとジュースという食事だったり、、、
川が、車が通れるぐらい凍ってて、
でもその国境を越えるってことも、
危険ぎりぎりの覚悟なわけだし、、、
もう、観ているこっちが、とにかく冷えた。
アメリカと先住民族との問題をよく知らなくても、
映画自体はわかりやすく描かれている。
母親として覚悟を決めていくのだが、
変な感傷に浸ったりしない。
ライラにも最初は不信感でいっぱいだったのが、
次第に友情に変わっていくのが、とても自然で、
お涙頂戴的いやらしさはなかった。
最後の展開もすごく納得できた。
観終わった時に、
イヤだと思うところはひとつもなかったんだけど、
ただあまりに淡々としていて山場がないせいか、
すーっと観ちゃったなって、感想だった。
でもドキュメンタリーではないにしろ、
実際の話なわけだし、
山場なんて作っちゃいけないんだと思った。
そういう意味でも、作り手側の主観はほとんどない。
プアホワイトという層が確実にある現実や、
先住民族との歴史や関わり方や、
パキスタン人だというだけで、
テロリストだと思い込む市民の意識、
そういう社会問題、
それもアメリカの一般市民の生活に密着した問題が、
垣間見える映画だったように思う。
2010-08-19
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