1947年
フランス
監督:ジャック・タチ
出演:ジャック・タチ/ギイ・ドコンブル/ポール・フランクール/サンタ・レーリ/メーン・ヴァレー
31Jul.'10 新文芸座
★★★★☆
カラー版で観た。
タチはカラーにすることをこだわっていたが、
当時はプリント技術がなく断念して、モノクロで上映。
タチ没後、タチの意志を受継いで、
カラーで焼き直して発表(1995年)した。
祭りの日、
郵便配達人のフランソワは自転車で配達をしている。
のっぽでのんきなフランソワ。
村の人たちにバカにされながら、
何かするたびにドタバタしている。
そうこうしていて、アメリカの郵便配達の映画を観る。
村の人にアメリカ式でやってみろよなんていわれて、
いきなりアメリカに対抗意識をもちはじめる。
俄然やる気をみせるも、空回りしてるだけ(笑)
結局、「アメリカはアメリカ」だって。
「いい手紙なら待てばいい」
こういう感じが、まぁ、好きなんだけどね。
時代なんだろうけど、この頃のフランス映画は、
アメリカを意識してるものが結構あるなぁって思う。
短編映画の『郵便配達の学校』を長編にしたのが、
この「のんき大将』
短編部分はほとんどそのまま嵌め込まれているけど、
やっぱりここが山場といえば、山場になるのかな。
自転車がひとりで走る、走る。
絵本だったらよくある発想だけど、
映像でこれができたんだなぁ。
今ならCGとか使えば難しいことでないのかもだけど。
そうじゃなくて、なんか叙情的というか。。。
自転車とか、物に命を吹き込んで、どうなるどうなると、
思わせて、でもたいしたことにもならず、って、
のんびり、ほのぼの感が何ともいえない。
短編の方が完結してて、完成度は高いとは思う。
でもワタシは『のんき大将』の、このだらだら感が実は好き。
郵便配達人の日常の何日間を切りとっただけってのが、いい。
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