2002年
スペイン
監督:ペドロ・アルモドバル
出演:レオノール・ワトリング/ハヴィエル・カマラ/ダリオ・グランディネッティ/ロサリオ・フローレス/ジェラルディン・チャップリン
29Jul.'10 早稲田松竹
★★★★★
すごく自然に、純粋に、献身的にアリシアを介護するベニグノ。
病室の柔らかい光のせいか、
ベニグノに不快やいやらしさをまるで感じなかった。
とはいえ、あまりに一方的な愛情で、
ベニグノの至福の時はいつまでも続くはずもなく、、、
アリシアの妊娠が発覚して、
ベニグノはレイプした犯人にされ、刑務所に入る。
究極の愛というより、究極のエゴ。
ま、そうなんだよね。ベニグノのしていることはね。
それでも、穏やかに心地よく映画を観ていた。
女性の、しかも若い張りのある白い肌の、美しい曲線。
躯を拭くベニグノの手の行方を追いながら、
生身の裸体だという認識すらできてなかった。
ただ、きれいだなぁとうっとりしていただけで。
リディアの闘牛士姿も、惚れ惚れ。
かっこいいなぁって、思っていたら、、、衝撃が。
アルモドバルは残酷だ。
ベニグノもマルコもリディアも、
孤独にさらして、とことん追いつめている。
でもそんな中にこそ、愛情や友情があることも見せている。
それがどんなに歪んでいたとしても。
そもそも、端正な愛なんてものが存在するだろうか?
久々に観たけど、何年かごとに見直すと、
新たに感じるものがあるんだなと思った。
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