2007年
日本
監督・脚本:周防正行
出演:加瀬亮/瀬戸朝香/山本耕史/もたいまさこ/役所広司
07Feb.'08 目黒シネマにて
★★★★☆
やっぱり、不条理だ。
あらためて現実を見せつけられた。
人間が人間を裁くことのまだるっこさ、
甘さ、ずるさ、理不尽さ、が浮き彫りになる。
警察やら検察やら、裁判官、弁護士、
なんていうトラにかこまれた被告人のウサギ。
そんな構図の公判は延々続く。
何か救われる材料がひとつでもないかと、
こっちがいろいろ探してしまう。
同じことでも、受け取る側でずいぶん違うことになる。
それに愕然としてしまう。
人は自分の都合のいいように受け取ってしまうものなんだと、
実感した。
だいたい起訴された99.9%が有罪なんてことが、
おかしいし、ありえない。気持ちが悪い。
人間が裁いているのにその数字はないだろう。
そこに何らかの人的な力?見えない力?
が働いているのは否めない。
そういうつもりはなくても、
そうならざるを得なくなってしまう力。
無意識に有罪にしようしようという力。
空恐ろしい限りである。
判決文を読み上げる小日向サン。
アナウンサーも顔負けなぐらい流暢でさすがだと思った。
監督も言ってるけど、加瀬クン、はまり役だなぁ。
たどたどしさと戸惑ってる感じが、すごくよかった。
(2008.2.7)
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